志らく、M-1視聴で落語界に提言「なぜR1に出場しようとしない」漫才に集まる才能うらやむ

 昨年まで「M-1グランプリ」の審査員を務めていた落語家・立川志らくが24日、視聴者として大会を見た感想を明かした。生放送直後にSNSにコメントをポストした。

 「令和ロマンおめでとう。」とまずは優勝コンビを祝福。「第一ステージで私が好きだったのは真空ジェシカ。ファイナルステージでは令和ロマン。海原ともこさんの落ち着いた審査員も良かったね。」と自身に替わって、今年から審査員を務めた海原ともこにも賛辞を贈った。さらに「M1はテレビで無責任に見てるのが本当に楽しい。」といち視聴者としての気楽さも付け加えた。

 続けてのポストでは「M1のファーストステージの審査員の得点をぼんやりと見ていて気がついた。私が審査員をしていたら真空ジェシカには高得点をつけているから間違いなくファイナルに進めた。でも令和ロマンは松本さんと同じくらいの得点だから今度は令和ロマンがファイナルには進めなかった。つまり決勝のあの面白いネタを聞けなかったことになる。」とし、審査員が交代したことで、令和ロマンがギリギリ3位に残り、ファイナルステージに進出できたと分析した。「つくづく審査員って怖い仕事だ。令和ロマンにとっては私が審査員でなくてよかったし、真空ジェシカは志らくが審査員だったら優勝してたかもしれない。」と真空ジェシカに運がなかったとした。「とにかくみんなお疲れ様。かっこよかったぞ。」と挑戦したグループすべてをねぎらった。

 最後に「落語界もこのくらいの才能が集まってくればいいのに。」とチクリ。「というか若手落語家はなぜR1に出場しようとしないんだ。私が三十代だったらM1、R1、キングオブコント全部に挑戦している。と最後は落語界への愚痴。」と落語界の若手にもチャレンジすることを促した。

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