東国原英夫、知事時代のパーティーは宮崎牛にマンゴーに 応募者殺到、過少記載疑われ
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が14日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」で、政治家時代に開催した政治資金パーティーの内容を振り返り、野々村友紀子から「ホンマに楽しいパーティーですやん」と驚かれた。
番組では連日さまざまな事実が露呈されてきた自民党のパーティーキックバック問題を取りあげた。
番組では政治家経験のあるコメンテーターには政治家時代のパーティーの内容を聞いており、東国原にも石井亮次アナが質問。東国原は「知事の時にやりました。僕の時は1人5000円ぐらい。地方は1万円ぐらい、都市部で2万円、国会議員は。地方議員はそれより低いです」と説明。「今は都道府県知事は1万円が相場ですけど、十何年前は5000円ぐらいだった」と振り返った。
人数は「500から1000人ぐらい来てもらって3回から4回ぐらいやったのかな」と思い出し「その時に、県民の皆さんがせっかく来て下さるから、ちゃんとした物を振る舞わないといけないと。その時、宮崎牛、マンゴー、地頭鶏とか宣伝してたんで、それを振る舞わないと…」と宮崎を代表する高級食材を提供していたという。
横で聞いていた野々村は目を丸くして「高級ですよ?」とビックリ。東国原は「5000円の会費でそれを振る舞ったら利益率は18%ぐらい」とコメント。問題視されている自民党のパーティーは2万円で利益率90%とも言われていることを考えると、あまりにも低い利益率だ。
東国原は「マンゴーが高い。宮崎牛も高い」と言うと、野々村は「ホンマに楽しいパーティーですやん」とさらにビックリ。このパーティーでは「抽選会もする、大森うたえもん君が歌を歌ったり。そこは評判が悪かったけど」と笑い、かつての相方も登場したという。「楽しいパーティーだった。おいしいものも出るしって、1000人なのに、2000、3000の応募が来て。そんな会場ないし、全員にマンゴー振る舞えないし。5、600人限定でやりましたけど、政治資金パーティーの才能はない」と自虐した。
あまりにも低い利益率であることから、石井アナは「逆に過少記載だって怒られない?」と心配。東国原は「疑われましたよ。どんなパーティーですかって。なら来て下さいって言って、宮崎牛のローストビーフが出てきた」と振り返っていた。
