ムロツヨシ、劇団の慣習「ノルマ」拒否して退団 2期後輩・江口のりこは「全額払った」

 俳優・ムロツヨシ(47)が3日、フジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、ノルマを拒否して劇団を辞めたことを明かした。

 この日は俳優・酒向芳(さこう・よし=65)、江口のりこ(43)というそれぞれ独特の空気感を持つ俳優3人でのトーク。江口は劇団東京乾電池で、ムロの2期後輩に当たる。

 ムロは東京乾電池の研究生だったがこれまであまり公表しておらず、同劇団の座長で「影響を受けた」という柄本明と共演を果たしたことをきっかけに公表するようになったという。東京乾電池については「研究生って1年なんですけど、最後に卒業公演というのがありまして、その卒業公演の稽古2日目で辞めました」と研究生止まりだったと語った。「ノルマの意味が分かんなくて」と途中で辞めた理由も明かした。

 「ノルマ」とは劇団員に割り当てられる、販売しなければいけないチケットの数。江口は「みんなそう思ってるよ。当たり前やん。あたし全額払ったから」と“共通認識”とした。ムロはノルマが55枚だったと回想。「『そういうもんだったら、自分でやります』って頭を下げて辞めさせてもらった」と振り返った。酒向は「その気持ちは分からないでもないけど、まぁノルマっていうのは仕方ないよね。劇場借りるのもお金がいるし、照明、音響さんも頼めばお金がいるしね」と劇団側にも事情があるとしみじみ語った。

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