韓国の８人組ボーイズグループ・Ｓｔｒａｙ　Ｋｉｄｓが２９日、初の東京ドームで４都市を巡った全国ツアー「５－ＳＴＡＲ　Ｄｏｍｅ　Ｔｏｕｒ　２０２３」のファイナル公演を行った。

　同ツアーは福岡Ｐａｙｐａｙドームを皮切りに、バンテリンドーム　ナゴヤ、京セラドーム大阪、東京ドームと巡り４大ドーム８公演で３４万人のＳＴＡＹ（ファンの総称）を動員。東京ドーム公演は前日２８日との２日間で計１０万人が集結した。

　メンバーのスンミン（２３）が「皆さん、どれぐらい待ちましたか？」と問いかけると開演を待ちわびていた超満員の大歓声がドームを揺らした。リーダーのバンチャン（２５）が「（４大ドームツアー）最後の東京ドームまで来られたのはＳＴＡＹがいたからです！！」と感謝の思いを叫ぶと会場の熱気は一気にヒートアップした。

　８人はヒット曲「ＣＡＳＥ　１４３－Ｊａｐａｎｅｓｅ　ｖｅｒ．－」「神メニュー－Ｊａｐａｎｅｓｅ　ｖｅｒ．－」「ＡＬＬ　ＩＮ」などを熱唱。全３３曲を激しいダンスとともに披露し、ツアー最終日にふさわしいパフォーマンスを見せつけた。

　ライブ終盤には５万人のＳＴＡＹが８人に粋なサプライズ。「ＳＴＡＹの光になってくれてありがとう♥」のボードが一斉に掲げられるとメンバーは次々に号泣した。バンチャンは「こんなに大きな愛をいただいてもいいんですか」と目元を拭いながらメッセージ。歓喜と涙で東京ドーム公演を締めくくった。