綾野剛 雨の撮影の苦労「立ちながら溺れます」台風並み水滴の中で演技
俳優・綾野剛(41)が25日、大阪・シネ・リーブル梅田で行われた、主演映画「花腐し」(11月10日公開)の先行上映舞台あいさつに、荒井晴彦監督(76)と出席した。
雨のシーンにについて「映像の中に雨をちゃんと映すのが非常に大変」と撮影の苦労を告白。自然に降る雨では映像に映らないといい「1円玉くらい大きくした水を当てるしかない、台風みたいなイメージ。その中で芝居をするので立ちながら溺れます」と明かしつつ、「どう強度を作るかによって映画表現としての情感が変わってくる。絶対に大切にしなきゃいけない要素だった」と振り返った。
同作はピンク映画業界を舞台に2人の男と1人の女が織りなす愛を描いた作品。共演の柄本佑(36)の「ファン」だという綾野は、「基本的にうっとりしてました。佑くんのせりふの初速の速さはあらためてかっこいいと思った」と尊敬のまなざしで魅力を語っていた。
