田崎史郎氏、岸田総理は「増税メガネ」批判を「気にしてる」減税は自ら説明で批判払拭狙うと
政治評論家の田崎史郎氏が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、岸田文雄総理は「増税メガネ」と言われることを「気にしている」と発言した。
この日は田崎氏を解説に迎え、岸田総理が考える減税について取り上げた。自民党と公明党からは所得税の減税などの声が上がっていたが、17日に取りまとめた自民党・公明党の提言には減税は盛り込まれていないことも取り上げた。
田崎氏は、なぜ提言で減税に触れなかったかについては「岸田総理としては物価上昇による税収増を国民に還元するとともに『増税メガネ』という批判を払拭したい。そのため自民党・公明党の提言では減税について触れないよう調整し、今後岸田総理自らが減税を表明する」とパネルで説明した。
これを読み上げた羽鳥アナは「(減税は)自分で言いたいと?」と言うと、田崎氏は「(岸田総理は)増税メガネを気にしてるんですけど」とポロリ。羽鳥アナも「気にしてるんですね」とツッコんだ。
田崎氏は「岸田さんは1カ月前の9月下旬から減税したいと財務省と折衝している。その間に周りで余計なことを言うなと」ともコメント。「公明党、自民党が言ったら、それに従ってやってるだけだろうと(思われる)。でもこれは俺のイニシアチブのもとで進めるんだという強い意志」とも説明していた。
