「ハリー・ポッター」ダンブルドア校長役 マイケル・ガンボンさん死去 82歳、肺炎

 映画「ハリー・ポッター」シリーズでダンブルドア校長役を演じた俳優のマイケル・ガンボンさんが28日に死去した。英メディアが報じた。82歳。肺炎を患っていた。妻子に見守られ、病院で安らかに息を引き取ったという。

 ガンボンさんは1940年にアイルランドのダブリンで生まれ、5歳でロンドンに移住。名優ローレンス・オリヴィエ率いるナショナル・シアターでキャリアをスタートさせた。サーの称号を与えられ、トニー賞やエミー賞にノミネートされるなど、英国を代表する俳優の一人となった。

 2002年に死去したリチャード・ハリスの後を継いで「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」でダンブルドア役を引き継ぎ、シリーズのうち6本で演じて日本でも親しまれた。12年に舞台からは引退したが、映像の仕事は続けていた。

 他の主な出演作に映画「コックと泥棒、その妻と愛人」、「ゴスフォード・パーク」などがある。

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