モデルでタレントのアンミカが１１日、日本テレビ「情報ライブ　ミヤネ屋」に出演。ジャニー喜多川氏の性加害問題を認めたジャニーズ事務所が、７日に開いた記者会見で、社名を今後も継続使用していくことを表明したことに異論を呈した。

　「今回のできごとは、ジャニーズに夢を持ってきた子供たち、絶対的弱者を立場的に強い大人のジャニーさんが『心の殺人』といわれる性加害を、私達が想像もできないほどの数、してしまったということ。性犯罪者ですよね。その名前をつけている会社は世界的に見ても、被害者達を刺激するということを考えても、おかしいです」と一息に話した。

　加えて「看板がそのままだと、私達が口にするということで、被害者の方達を刺激することに加担してしまう。いま、自分の力で頑張ってファンの方に力を与えているタレントさんに、ずっとこうやってコメントを出し続けなければいけないということにもなる」と語った。

　井ノ原快彦が社長を務めるジャニーズＪｒ．を育成する「ジャニーズアイランド」に関しても言及。「特に『ジャニーズアイランド』というのは『ジャニーさんの楽園』という言葉になる。そこで子供たちが育てられるということは、健全でないと思う」とした。

　ジャニーズＷＥＳＴの中間淳太らがコメンテーターを務める番組で複雑な思いを吐露した。これに対して、アンミカは、「関ジャニさんやジャニーズＷＥＳＴなどのグループ名に入っている人たちの苦悩はものすごく大きいと思う。ですけれど、性加害を認めたのであれば、一丸となって社名をどうするかを考えていくことに取り組むべき、それが被害者救済の一歩になる」と話した。