大食い女王・菅原初代さん 亡くなる直前まで気遣い、仲間心配も 最も記憶に残る試合も明かす

 菅原初代さん(2008年撮影)
 もぐもぐさくらのインスタグラム@mogumogu_sakura_より。左が菅原初代さん
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 フードファイターとして活躍し、今年3月9日に59歳で亡くなった“魔女菅原”こと、菅原初代さんについて、27日放送のTBS「まさかの一丁目一番地」に大食いYouTuberもぐもぐさくらが出演し、亡くなる直前の様子などを語った。菅原さんは大腸がんを公表していた。

 菅原さんはテレビ東京系「元祖!大食い決定戦」で、細身の体に似合わない豪快な食べっぷりで「魔女菅原」と呼ばれ一躍有名に。その後もテレビ東京系の大食い番組などにたびたび出演した。

 もぐもぐさくらは、18年に菅原さんと対戦し、初共演。ある日、見舞いに訪れると「公表してないけど、残り1カ月、ってお医者様から言われてる」と余命1カ月の宣告を受けたことを告白されたという。

 “最期の3日間”に付き添ったもぐもぐさくら。「一番記憶に残っている試合は?」とたずねたところ、「キング山本とのラーメン対決かな」と2008年、キング山本に敗れた対決を挙げたという。

 亡くなった当日の3月9日にも病室で面会。「すごい穏やかな感じで静かに寝てたので、起こさないようにしよう」としていたところ、面会時間終了の午後6時になると、起き上がるのもつらいはずの菅原さんが「病院時間、大丈夫?」と気遣ってくれたという。「また明日、来ますね」と声をかけたのが、最後の会話となった。

 菅原さんは闘病中、「私の病気のこと、大食いに結びつけられないか心配なの」と大食い仲間を気遣っていたという。

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