セクゾ松島聡 突発性パニック障害から復帰を経て「強くなれた自分の表現をアートで挑戦」 初の「コ。展」を9月に開催
Sexy Zoneの松島聡(25)が初の個展「松島聡 コ。展」(9月27日~10月15日、東京・表参道ヒルズ スペース オー)を開くことが15日、分かった。2018年11月に発表された、突発性パニック障害療養のための約2年間の休養を経て「復帰後、強くなれた自分の表現をアートという形で挑戦したかった。言葉で伝えられないことを、アートを通して伝えたい」と意気込んだ。
松島が「自分の感性を詰め込んだものになると思う」と語る初個展では、モチーフとなるマネキンに自分らしさを投影した。
自らと向き合いながら準備を進めてきた。21年冬から始まり、多忙なスケジュールの合間を縫って、自ら借りたアトリエで創作に励んできた。「挑戦」がテーマだけに、マネキンを使った作品の制作は試行錯誤の連続。「最初の作品は(完成まで)1カ月かかっちゃいました」と笑う表情には充実感がにじむ。「没頭している時間は心地が良い。その時間だけ自分自身とも向き合え、作品を見てくれるであろうお客さんのことも考えられる」。
独特な「コ。展」というタイトルにも、自分らしさの“個”を“心の目”で見てほしいという意味を込めた。休養以前はさまざまな面で迷っていたというが「復帰してからは、明確に自分の表現したいものが決まってきた」と語り「迷った考えに終止符を打ちたい」と句点を加えた。
「見終わった後に『松島が言いたかったことって、私、僕、すごく共感できるな』って思えるポイントをどの作品にも残している」と明かす。開催をともに喜んでくれたメンバーに向けても「家族より長くいますしね。メンバーへの思いを込めた作品もある。感じてほしいですね」と願っていた。
