藤竜也 デビュー60周年目も「1年生」 大御所俳優主演映画で「本当に怖くて、逃げたくなることもある」と告白
俳優の藤竜也(81)が3日、都内で行われた主演映画「高野豆腐店の春」(8月18日公開)の完成報告イベントに出席した。
デビュー60周年目という節目を迎えたが、今も「一本一本代表作にするつもりでやっている」との気構え。「60年たってもね、役に入る時は1年生ですよ。本当怖くて、逃げたくなるようなこともある」とも打ち明けた。
本作では麻生久美子と26年ぶりに共演し、父娘役を演じた。「麻生さんが心こもった娘役を演じてくださってすっかりおやじの気持ちになって、涙もろくなっちゃってね」と、しみじみと語った。
三原光尋監督とは15年ぶり3度目のタッグ。監督が藤にラブレターとして本作の脚本を送ったことが、制作のきっかけとなった。
