元ハロプロ歌手「パニック障害」公表 6月18日をもって無期限活動休止
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムの元メンバーで20年にグループを卒業し、21年に事務所も移籍していた室田瑞希(24)が5日、公式SNSなどに文書を掲載し、6月18日のイベントをもって無期限で活動休止することを発表した。
文書によると、室田は4月ごろから動悸(どうき)や震え、呼吸困難、不眠などの症状が出るようになった。医師からは「パニック障害、抑うつ状態」と診断された。家族や事務所との話し合いを行い「現在の環境での活動は困難」と判断。6月18日に開催するバースデーイベントをもって活動休止に入ることを決断した。
医師からは現在の環境を離れ、家族や友人と過ごすよう勧められた。「現在も通院しており、日常生活では、家族や友人の支えもありながら楽しく過ごせています。」と説明した。
室田は文書を掲載したインスタグラムのコメント欄にメッセージを掲載。「いつも暖かい応援、ありがとうございます。この症状に至るまで、気づけなかった自分自身を見つめ直し、また人を笑顔にできる存在になりたいです。」と思いをつづった。さらに「そしてもし今、私と同じように悩んでるいる方、傷ついたり、凄く怖い思いをした事などがあったら、すぐに誰かに助けを求め、相談してほしいと思います。無理をしてないで、自分を責めないでほしいと思います。」と気遣った。
活動休止報告の前の5月21日のインスタでは、友人でアンジュルム同期の現役メンバー・佐々木莉佳子と遊びに行った際の2ショットを掲載。柔らかい笑顔を見せている。
室田は2012年にハロプロ研修生となった。14年にアンジュルム(当時はスマイレージ)に加入し、明るくハイテンションなキャラクターでも人気だった。2020年グループを卒業。21年8月シングル「G .T.B」(UNIVERSAL MUSIC)でソロデビューし、歌手活動の他に舞台出演や主催ライブをプロデュース、YouTube活動なども行っている。