北島三郎記念館 芸能人初!VRで復活 サブちゃんも感嘆「よく再現できてるなぁ」

 歌手・北島三郎(86)が、デビュー記念日の5日にバーチャル北島三郎記念館を開設することが4日、分かった。函館市の北島三郎記念館は閉館しており、ファンの要望に応えて“再現”が実現。芸道の足跡だけでなく、愛馬キタサンブラックのコーナーも設けられる。同日には新曲「つむじ風」をリリースし、昨年12月の芸道60周年ファイナルコンサートのDVDとブルーレイも発売予定。盛りだくさんの“サブちゃん祭り”で61年目をスタートさせる。

 2002年12月に開館した北島三郎記念館は建物の老朽化に伴い閉館したが、惜しむ声が相次ぎ、バーチャルで生まれ変わることになった。館内を3Dカメラ「Matterport」で撮影し、空間を構築。入場料は無料で、360度視点で自由に館内を鑑賞することができる。

 来館メッセージ動画内で「いやぁ、季節は移り、月日は流れ、デビュー当時から想像がつかなかった時代になりましたなあ」と話した北島。バーチャル博物館を巡って「よく再現できてるなぁ」と感嘆したという。

 VR空間で記念館を持つ芸能人は北島が初めて。館内は「レコードゾーン」「ヒストリーゾーン」「シアターゾーン」などに分けられ、全曲のジャケット写真やレコード大賞の受賞盾など、北島の足跡を余すところなく展示している。

 新たな“展示”も誕生する。キタサンブラックが引退後の20年にJRAの顕彰馬に選定されたことを記念して、当時VR空間上に構築されたキタサンブラック記念展示とリンク。芸道にとどまらないサブちゃんの魅力が多角的に紹介される。

 5日でデビューから61年目を迎える。節目の日にリリースされる「つむじ風」は自身と重ねた人生の応援歌。生涯現役を掲げ、まだまだ第一線で活躍する気概を見せる。今後もイベントなどへの出演に関して「出られるものは出ていく」と積極的な姿勢を示しているといい、演歌界盛り上げに、サブちゃんの歩みはまだまだ続く。

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