高橋一生 なにわ男子・長尾謙杜が岸辺露伴「広げた」若き才能に感心「漫画に対する熱意感じた」

 俳優・高橋一生(42)の主演映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が26日に公開される。荒木飛呂彦氏による人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品を映画化。ドラマシリーズに続き、高橋が漫画家・岸辺露伴を演じる。なにわ男子の長尾謙杜(20)が青年期の露伴役で出演しており、デイリースポーツなどの取材に応じた2人が、お互いの露伴について語り尽くした。

 2人の岸辺露伴が相まみえた。同一人物の現在と過去を演じただけに劇中に共演シーンはなく、インタビュー前日の試写で初対面。長尾は「一生さんの隣で見させていただいてすごい緊張しました」と明かし、高橋の露伴を「最高でかっこよくてスタンディングオベーションしたかった」と絶賛。高橋は「試写が終わった後に長尾さんから『かっこよかったです』と言われたんです。それだけでものすごい快眠でした」と、安堵(あんど)の表情で応じた。

 ドラマシリーズは2020年から放送。ついに露伴がスクリーンに投影される思いを「そこへの感慨はあまりない」としつつ、「僕は完成した作品をすぐに見ない。距離感が保てなくなって、自分の否定大会になってしまう。けれど、今回は一定の距離感を置きながら、映画をお客さんとしても見ることができた。あまりない体験で不思議でした」と、特別感を強調した。

 長尾は元々ジョジョシリーズの大ファン。漫画やドラマも鑑賞していただけに、高橋が既に確立したキャラクターの青年期を演じるのは「めっちゃ怖かった」と明かす。これまで数々の作品に参加してきたが、出来上がった座組に加わるのは初めてで「僕にとって一つの挑戦でした。一生さんが完璧な露伴を演じていたので、ハードルはすごく高かった」と困難を極めた。

 長尾の奮闘譚に耳を傾けた高橋だが、取材中は長尾への称賛が止まらず。「漫画に対する熱意みたいなものが感じられました。なるべくなら現場で見ておきたかったくらい。焦りとか若さ故の感覚が長尾さんの露伴にいた。岸辺露伴という人間が広がっていく感じがした」。作品に新たな息吹を吹き込んだ若き才能に感心していた。

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