光石研 カンヌで北九州弁が飛び交い「痛快だった」 ACID部門で主演映画公式上映

 フランス南部で開かれている第76回カンヌ国際映画祭で22日、先鋭的な作品を紹介するACID部門の出品作「逃げきれた夢」(二ノ宮隆太郎監督)が公式上映され、主演の光石研(61)らが参加した。

 撮影は光石の出身市である北九州市で撮影されており、地元の方言がせりふに使われている。上映後に光石は「字幕では全てが伝わらないかもしれないが、(カンヌのスクリーンに方言が飛び交うのは)痛快だった」と話した。主人公の父親役は、実の父親が務めており「父の前で演技するのは、ものすごく恥ずかしかった」と照れくさそうだった。

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