侍ジャパンでＷＢＣ世界一奪還に貢献した宮城大弥投手（オリックス）の妹・弥生さん（１７）が２３日、フジテレビ系「ワイドナショー」に「ワイドナティーン」として登場した。ＭＣの東野幸治に「芸能活動始めたってことでしょ？」と質問され「はい」ときっぱり。さらに「きょう、テレビ出演が初めて？」という問いにも「はい」と明言した。

　東野は宮城家が金銭的に苦労していたことを説明。そんな中で、宮城投手がドラフト１位に指名されたと伝えた。続けて弥生さんに「ドラフト１位でお兄ちゃんが選ばれた時ってどんな気持ち？」と質問。弥生さんは「あの時はまだドラフトの仕組みが分かってなくて、プロになったっていうよりも『あ、選ばれたんだ。じゃあ貧乏から脱出できるんだ』っていうので、めっちゃ泣きました」と号泣したことを告白した。正直すぎる１７歳の言葉にスタジオは「えー」と驚いていた。

　東野が「そんなにつらかった？生活」と質問すると、弥生さんは「苦しかったですね」と苦笑い。兄がプロになったことで「虫がいないお家にいます」と生活の変化を伝えた。自宅は沖縄だが、以前はクーラーがなかったという。「ブロック塀の隙間からゴキブリがいっぱい」と虫だらけだったことを説明した。

　弥生さんはＷＢＣの優勝セレモニー後にグラウンドで家族とともにインタビューを受けた様子などが「超絶美少女」「めっちゃ可愛い」などとネット上で話題になっていた。自身のインスタグラムのストーリーズで２２日に「ワイドナ」出演を予告。３月２９日にはＷＢＣ優勝直後にグラウンドで撮影した宮城投手との２ショットも掲載していた。