【サンモニ】青木理氏「坂本龍一さんの格好良さを少しでも受け継いでいきたい」政治的発信に励まされた

 ジャーナリストの青木理氏が9日、TBS「サンデーモーニング」に出演。3月28日に71歳で死去した音楽家の坂本龍一さんを追悼。「坂本さんは格好良かった。格好良さを少しでも受け継いでいきたい」と語った。

 番組エンディング「風をよむ」のコーナーで坂本さんを特集。音楽家としての側面とともに、非戦や脱原発などの社会的な活動に取り組んだ生涯を振り返った。

 司会の関口宏から坂本さんの印象を聞かれた青木氏は、「僕は世代的にいうとど真ん中。1978年にYMOがデビュー。中学、高校時代に衝撃を受けて、以降、坂本さんの音楽をずっと聴き続けた世代なんです」と告白した。

 続けて「それと同時に、坂本さんの社会的活動や政治的発信にも励まされてきた。政治も変わらないし、財政も悪化するし、紛争は続発するし、とかく無気力とか無力感、諦めが広がる世の中で、特に冷笑するというのがある。一生懸命に声を上げる人に冷笑したり、嘲笑したり、あげくの果てにヘイトスピーチを投げかけたりするのがまん延する中で、坂本さんの誠実さや真摯さは一言でいうと格好良かったですよね」と社会的な活動に勤しんだ坂本さんをたたえた。

 最後に「この格好良さを少しでも受け継いでいきたいなと思います」と誓っていた。

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