関ジャニ∞・安田章大（３８）が、舞台「少女都市からの呼び声」（７月９日～８月６日、東京・ＴＨＥＡＴＥＲ　ＭＩＬＡＮＯ－Ｚａ）に主演することが２７日、分かった。アングラ演劇の巨人・唐十郎氏（８３）の作品に初挑戦する。

　唐作品に幾度も触れ「カルチャーショックを受けた」という安田。「こんな世界が世にあっていいんだと思えたのが感覚的にあったので、その世界に飛び込ませていただけることは自身の芝居観も変わるでしょうし、お芝居の振り幅も大きく広がる気がしています」と、憧れの唐ワールドに満を持して挑む。

　演出は唐氏に師事し、唐作品を数多く手がける金守珍氏（６８）。唐作品＆金演出を初体験する安田は「そのバージンを楽しもう」と心躍らせる一方、「病みつきになってしまったらどうしようという不安があり、なんだか毒だなとも思います」とも打ち明けた。

　共演は元宝塚歌劇団の女優・咲妃みゆ（３２）、俳優の三宅弘城（５３）、風間杜夫（７３）ら。４月開業の東急歌舞伎町タワーに誕生する新劇場「ＴＨＥＡＴＥＲ　ＭＩＬＡＮＯ－Ｚａ」のオープニングシリーズとして上演され、東大阪市文化創造館Ｄｒｅａｍ　Ｈｏｕｓｅ大ホールでも８月１５～２２日に上演する。