藤井聡太六冠、史上初の八冠制覇 今秋達成も 狙うは名人と王座

 将棋の第48期棋王戦五番勝負第4局が19日、栃木県日光市「日光きぬ川スパホテル三日月」で指され、藤井聡太竜王(20=王位・叡王・王将・棋聖との五冠)が渡辺明棋王(38=名人との二冠)に132手で勝利し、対戦成績3勝1敗で棋王を初奪取。史上2人目の六冠を20歳8カ月の最年少で達成した。同日午前放送の第72回NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝戦では、佐々木勇気八段(28)に勝利し初優勝。今年度、参加資格のある4つの一般棋戦を全て制し、将棋界初の四冠を達成。2つの金字塔を打ち立てた。

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 8大タイトル中6つを手中に収め、八冠制覇も現実味を帯びてきた。タイトル同時保持は、羽生九段が7タイトル制時の96年に達成した七冠制覇が最多で、8タイトル制になって以降の達成者はいない。

 来期に狙うのは名人と王座だ。4月からは渡辺名人に挑戦し、七番勝負を戦う。名人は江戸時代から続く称号で、藤井新棋王自身も幼少期から憧れたタイトル。奪取すれば最年少七冠と、谷川浩司九段(60)の持つ最年少名人記録「21歳2カ月」を40年ぶりに更新する。永瀬拓矢王座(30)へは最速で今秋挑戦可能で、年内八冠も射程圏内だ。

 棋王奪取で通算タイトル獲得数を13期とし、森内俊之九段(52)を抜き、歴代7位の佐藤康光九段(53)と並んだ。タイトル戦の出場は13度目で、これまで失敗なく全て制している。これで本年度の全対局を終了し、53勝11敗の勝率・828でフィニッシュ。勝利数は4年連続で首位、勝率はプロ入り後6年連続で8割を達成した。

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