古市憲寿氏、マスク着用「マナーの問題にしない方がいい」する・しないの攻撃懸念

 社会学者の古市憲寿氏が18日、テレビ朝日系「中居正広のニュースな会」に出演し、「個人判断」となったマスクの着用について「マナーの問題にしない方がいい」と注意を呼びかけた。

 MCの中居正広は「今(マスクを)してない人を見ると『えっ、してないの』と思ってしまうところもなくはない」と正直な思いを吐露。古市氏は「どっちの糾弾もやめた方がいいですよね。してない人に対して『してないの?』って驚くのも違うし、逆にしてる人から無理やり外すのも違う」と攻撃的にならないことが基本だと語った。

 昨年末に米ハワイを訪れたという古市氏は、現地を訪れていた多くの日本人がマスクをしていなかったと説明した。当時、日本国内では公共の場ではマスク着用が基本だったが「向こう(ハワイ)に行くと外しちゃう。『じゃあ別にどっちでもよかったの?』って」と“雰囲気”に左右されている現実を伝えた。

 中居は「地域によって、場所によって変えるんじゃないんだもんね、本来は」と整理。古市氏は「本来病気ってそういうものじゃないはずだけど、空気とかマナーの問題になっちゃって。マナーの問題にはしない方がいいのかなと思いますけどね」と語った。マスクをする・しないはそれぞれ個人の事情や考え方があるとし、それぞれの立場を尊重するよう求めた。

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