ガーシー容疑者 逃亡生活宣言「お引っ越しします」滞在先のドバイからSNS発信

 警視庁は16日、YouTubeで芸能人や会社経営者らを脅迫、中傷したとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や名誉毀損(きそん)などの疑いで、政治家女子48党の前参院議員・ガーシー容疑者(51、本名東谷義和)の逮捕状を取った。ドバイ滞在中のため今後国際手配し、外務省は旅券返納命令を出す方針。だが、デイリースポーツの取材に応じた同党前党首の立花孝志氏(55)は「99%逮捕されない」との見方を示した。

 ガーシー容疑者は16日、滞在先のドバイからSNSで「一生帰国しないことを覚悟いたしました。お引っ越しをします。引っ越し先は誰にも言わないし、取材も受ける気はありません」と、逃亡生活突入を宣言した。

 会期中の不逮捕特権を失ってすぐの逮捕状。「よっぽどオレのこと潰したいんやろな。むりやり除名させた後に、いきなり逮捕って。国と警察が一緒になっている」と、恣意(しい)的な捜査と主張した。

 旅券返納命令に「パスポートはなくなってもいい。心配せんでももう日本に帰らんから」と呼びかけたガーシー容疑者。「名誉毀損で国際手配かけるのは日本くらい。インターポールなんて、ルパン三世でしか聞いたことない」と皮肉った。

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