WBC中国戦実況の南波アナ「B’zだけじゃないように」にホラン「本業じゃないから」

 9日に中継されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の「日本代表-中国代表」戦を実況したTBSの南波雅俊アナウンサーが10日、同局系「Nスタ」に生出演し、第1戦への思いを語った。南波アナはこの日同局で中継される「日本代表-韓国代表」戦を前に東京ドームからリポートを伝えた。

 「Nスタ」キャスターを務めるホラン千秋も9日の試合会場を訪れており、実況する南波アナを横目で見ていたという。ホランには気づかなかったという南波アナは「中国の粘りですとか、チーム全体で向かってくるという状況もありましたし、開幕戦ならではの緊張感もあって、中盤、終盤まではかなり厳しい展開だったんですが、そこからやっぱり侍ジャパンの力を発揮してくれたなという風にも思いました」と試合を振り返った。

 ホランが「南波さんも『やり切ったな』という感じ、あります?」と尋ねると、南波アナは「やり切ったなというか、いろいろな思いはありますけど」と言葉を濁した。

 番組では南波アナの盛り上がった実況も特集。高校時代には元日本ハムの斎藤佑樹氏と投げ合ったこともあると伝えられた。さらにSNSで「お世辞抜きで聞きやすい実況」「ただ、B’zをシャウトしてるだけのアナではないんですよ」などと評価されていることも紹介された。

 南波アナは2012年にNHKに入局したが、野球中継に関わりたいと20年にTBSへ移籍した異色の経歴の持ち主。最近では同局系「ラヴィット!」でB’zの稲葉浩志のものまねをたびたび披露し、話題となっている。

 中国戦の実況については「今まで生きてきて一番緊張したなっていうのが正直な感想ですね」と感想。「あとは選手の一挙手一投足を楽しみにしている全国のファンのみなさんがいるので、もっと練習を積んで、取材をして、スポーツアナウンサーとしてレベルアップして、次はもっといい実況ができるように精進したいなという決意にもなった実況でした」と熱い思いを伝えた。

 今後も続くWBCについては「みなさんにこの感動と熱を伝えられるように、よりレベルアップした放送を目指してがんばっていきたいと思います」と決意も新た。「B’zだけじゃないようにがんばります」とSNSのツッコミにもしっかりと“返答”。ホランは「大丈夫よ、B’zが本業じゃないんだから」と笑顔でフォローしていた。

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