２２日放送の日本テレビ「スッキリ」では、ＮＨＫ党のガーシー参院議員が国会欠席を続けていることで、懲罰委員会が「議場での陳謝」の処分を決定したことについて、詳報した。

　ガーシー議員に対しては、著名人らから脅迫や名誉毀損（きそん）の告訴状が出ており、警視庁も複数の著名人らを脅迫した疑いがあるとして捜査している。この動きにガーシー氏は「不当に拘束される可能性があり、帰国できない」としている。

　加藤は、ガーシー氏にオンラインで取材した日本テレビ政治部の天野裕貴記者に「不当に逮捕されるというのはどういう意味？ボクには理解できないんだけど」と問いかけ。「何かリスクをを恐れているなという印象」と話す天野記者に「（告訴状と警視庁の捜査）この２つが違うんだったら、日本に帰ってきて真っ当に戦えばいいんじゃないかなと思うんだけど。その理由が全然、正当じゃないんだよな」と首をひねった。

　さらに、「陰謀論があって、そうやって俺は狙われているんだとか、いろんなことから私は世の中の仕組みから外されているんだとか、そういうやつがいるんだと言って、暗に自分を守っているような気がするんだけど」と眉をひそめ「国会議員なんだから、正当に自分の思うこと、自身の潔白を証明できるんだったら、それを言うべきだと思うんですけど」と語気を強めた。

　天野氏は、「去年、処分の話が出たころはガーシーさんはＳＮＳで『いつでも辞めてやる』というスタンスだったが、昨日は『一度は国会に行って、議員であるところを（投票してくれた人に）見せたい』と言っていて、ここに来て、除名が現実的になってきたなかで、やっぱり議員でいたいという思いを少し感じて意外だった」とガーシー議員の印象を語った。

　加藤は「それを言っていながら帰らない？それ、つじつまが合ってないじゃないですか」と不満げに話した。