玉川徹氏、杉田議員を政務官の過去で秘書官発言は総理の「本音と受け取らざるを得ない」

 テレビ朝日の玉川徹氏が7日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、荒井勝喜前総理秘書官の性的少数者への差別的発言に言及。岸田文雄総理自身の説明はここまでないが、過去にやはり差別的発言をしている杉田水脈議員を総務政務官に任命した(後に辞任)ことから、「今のところ状況証拠だけだが、秘書官の方が本音と受け取らざるを得ない」とコメントした。

 番組では、性的少数者に対し「隣に住んでいたら嫌」などの差別的発言をした総理秘書官の荒井氏の更迭について取り上げた。岸田総理は、この発言より以前に、国会で同性婚について「家族観、価値観、社会が変わってしまう」などと発言していた。

 玉川氏は、「時系列的には総理が先。総理が先に同性婚について質問され、家族観、価値観が変わってしまうと。それに対する質問として答えたのがさっきの(荒井前秘書官の発言)」とコメント。

 そして「秘書官は総理の発言を解説してるわけですよ、簡単に言うと秘書官として」と加え、「僕が疑問に思っているのは、政府の方針は多様性を尊重し、包摂的な社会を実現していくというのが政府の方針だと掲げている。それと矛盾する。どっちが政府の、自民党の本音ですか?と聞きたくなる」と話した。

 続けて「例えば、杉田議員をわざわざ政務官に据えたわけですよね、それは岸田総理」と、以前に性的少数者への差別的発言をした杉田水脈議員を総務政務官に任命した過去を指摘。「すでに性的少数者への差別的発言があったのは、誰もが政界では知っていること。そういう発言があってもわざわざ任命しているわけですから、今のところ、岸田総理ご本人の詳しい解説がないので状況証拠だけだが、本音としては秘書官の方が本音と受け取らざるを得ない」とコメントした。

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