鮎川誠さん死去、74歳 昨年5月、膵臓がんで余命5カ月宣告も公表せず「心配かけたくない」と

 ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカルでギターの鮎川誠さんが1月29日午前5時47分、膵臓がんのため亡くなった。74歳。福岡県出身。公式ツイッターで発表された。

 昨年5月、膵臓がんと診断され、医師から「余命5カ月」と宣告されていたという。しかし、「みんなに心配をかけたくない」と病気を公表せず、47都道府県ツアーを続行。「自分が死ぬまでの間に1本でも多くシーナ&ロケッツのライブをやりたい」と全身全霊を注いだ。

 昨年末、激しい腹痛により、一時入院。この1カ月は医師の治療のもと、ライブ復帰を目指して自宅で懸命に回復に努めていたことが明かされ、「最期の瞬間までロックに身を捧げた生涯でした」と記された。

 鮎川は2015年2月14日に最愛の妻、シーナ(本名・鮎川悦子)さんを子宮頸がんで亡くしていた。

 2月4日に「ロック葬」が営まれる。

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