どうする家康、ラストの阿部寛の存在感 ネットは「ローマ人か」 「天地人」では上杉謙信役

 NHK大河ドラマ「どうする家康」が8日、スタートした。初回は桶狭間の戦いを軸に、家康(=松平元康、松本潤)の小心ぶりが描かれたが、ラスト間際に登場したのが武田信玄(阿部寛)。スキンヘッドで豪快なあごひげ姿に、ネットでは「ローマ人にしか見えない」と、阿部が演じた映画「テルマエ・ロマエ」を想起する声があふれた。

 初回は今川家に人質に出されていた頃からスタート。人形遊びが大好きで、瀬名(有村架純)とかくれんぼするなど、とても武将とは思えないのんびりした性格の元康。桶狭間の戦いであっという間に今川義元が倒れ、織田勢に怯え、大高城から逃げ出そうとするなど、こっけいなほどの小心ぶりが印象的だ。

 そんなドラマの終盤、出てきたのが武田信玄。崖の上に座り込む姿はまるでダルマか仙人か。見つめる先には富士山と虹があり「どうりで南の空に不吉なものが生ずるわけよ」とつぶやき「されど、我が甲斐にとっては吉兆となろう」と独りごちる。

 武田信玄といえば、教科書などの資料にもスキンヘッドで髭姿で紹介されることが多い。「甲斐の虎」とも言われ、その武勇伝は織田信長らも知るところになるほど。この阿部が演じる信玄は、顔の濃さもありかなりのインパクト。ネットでは「阿部寛の貫禄よ」「阿部寛さん、目力強すぎる」の声の他、「阿部寛で一気にテルマエロマエに引きずり込まれた」「武田信玄がローマ人にしか見えなくなってきたw」「武田信玄は温泉好き」など、阿部が演じた映画「テルマエ・ロマエ」と重ねる人も。

 また、阿部は09年の大河ドラマ「天地人」で、武田信玄のライバルとなる上杉謙信を演じており「信玄でもあり、謙信でもある」「天地人のせいで阿部寛が一瞬、上杉謙信に見える」「大河で上杉謙信と武田信玄の両方を演じるのは驚天動地」などの声も上がっていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス