タレントの森脇健児（５５）が３日にテレビ東京系で放送された「新春芸能人対抗駅伝」で、今年最下位になれば芸能人駅伝を「引退する」と発言。アンカーで登場するも、まさかの事態に見舞われ、結局４年連続最下位となってしまった。

　大会は今回で５回目。最初から出場している森脇だったが、１９年こそ優勝しているものの、その後３年連続で最下位に沈んでいる。

　そのため森脇は「今回、もし最下位になってしもうたら、もう引退しかない」とキッパリ。「今回のテーマは覚悟」「それぐらいの気持ちがないと迷惑がかかりますよ、他のメンバーに」と言い切った。

　この発言はチームメンバーにも知れ渡っており、井上咲楽も「引退されるって聞いてる…」と発言。森脇は「ここ３回、最下位。上り坂の同じ所で抜かれてる。こんなことしてたら申し訳ない」と改めて説明し、チームメートたちに「貯金５分欲しい。５分あれば」と懇願した。

　そして始まったレース。アンカーの森脇は首位の魔娑斗チームから遅れること２６秒差でたすきを受け取った。だが途中、先頭を視界に捉えるも、突然「左の太ももの裏が痛い」と言い出した。それでも森脇は必死に走り、ついに先頭に。だがやはり左太もも裏に痛みが走り、そのまま足を引きずるように。魔娑斗チームに先頭を譲ると、ついにストップ。その後も「両足がっ」と言いながら引きずるように走り出した。

　その後、８分以上あった３位の猫ひろしにも抜かれ最下位に。意地でゴールにたどりついたもののトップとは１９分４４秒差だった。

　森脇はレース後、最下位なら引退宣言に「なんか約束しましたよね」と切り出すも「それはテレビ東京さんに預けます。テレビ東京さん、預かってください」と言いだし、チームメートからも笑いがもれていた。果たして来年の出場はあるのか？