「サンモニ」姜尚中氏「防衛より国土強靱化」突然地震の話で関口宏「どういうこと?」

 政治学者の姜尚中氏が18日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、防衛費増税問題について地震をからめて解説した。

 姜氏は「国民の信を問うべきですよね。解散総選挙をして」と提案した。続けて防衛費がGDPの2%を目指していることについては、同様にGDP比2%程度のドイツを引き合いに出し「この100年間、確かマグニチュード6以上の地震は1度も起きてないんですよ」とコメントした。

 いきなり地震の話題となり、司会の俳優・関口宏は思わず「ん、どういうこと?」。姜氏は「マグニチュード6以上の地震は100年間、ドイツでは起きてなくて」と繰り返し、関口は「ええ、ですから」と促した。

 姜氏は「それはプレートが1つしかないですから。ユーラシアプレートっていうね。日本の場合は4つのプレートが重なってるわけで、世界で起きている地震の10%は日本で起きてるわけです」と続けた。関口は「地震のことと、今の(防衛費の関係は)」と姜氏の言いたいことが理解できない雰囲気。姜氏は「大いに関係するでしょ。もしウクライナのように持久戦になった時に、地震が起きた場合どうするんですかと」と“戦争となった場合の地震”に言及した。

 続けて「陸海空の一体化で司令部を置くと言ってるわけだけど、東京に置いて、大地震が起きたらどうするのんですか?その時に自衛隊を使わなくてどうやって復旧できるんですかと」と持久戦から指令部問題に飛躍。関口は「うーん」とうなるばかりだった。

 姜氏は「日本はドイツなんかに比べてはるかに脆弱性が高いわけで、そのためには今何をすべきかっていうと、国土の強靱化(きょうじんか)ですよ。数兆円かけて国土を強靱化して、ゼネコンももうかるけど、地方ももうかるんですよ。その中で子どもにしっかりと援助をしていくべきで、それをやらずに耐震構造がメチャクチャな家を建てておいてそれを守るために大砲を持った方がいいとか、機関銃を持った方がいいって、やっぱり本末転倒ですよ」と今度は建築基準にも言及しながら独自の理論を展開。関口は「あぁ、そうですか」と返答するのみだった。

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