「鎌倉殿」テレ朝・林先生特番は義時毒殺説 ただし即効性の毒は当時ない? ネット「ネタバレw」と沸く

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は次回18日に最終回「報いの時」が放送される。15日にはテレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!SP」で、「鎌倉時代のスゴい偉人ベスト13」が特集され、北条義時の最後についての解説や、毒殺説の紹介も行われた。

 「鎌倉殿」の曲も流れ、林修氏が「ここまでのっかるんですか?!」と突っ込む中、「第4位 北条泰時」について、東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏が、「義時の死にまつわるミステリーに迫る」として解説を行った。

 ネット上が「最終回ネタバレw」とおもしろがる中、本郷は鎌倉幕府公式の「吾妻鏡」では、「北条義時は62歳で脚気で死んだということになっており、そこには何の不自然さもないと描かれているんですが」としたうえで、「ある人物の陰謀に巻き込まれたんじゃないかという説があるんです」と解説した。

 承久の乱から3年後、後鳥羽上皇の側近の尊長という僧侶が幕府に捕らえられたと説明し、厳罰になることが予想された尊長が「ここで信じられないことを言ったと。早く俺の首を斬れ、さもなくば義時の妻が義時に飲ませた毒薬で俺を殺せと。そう当時の一流の日記に書いてある」と紹介した。

 画面には義時後妻の「伊賀の方」が表示されたが、その似顔絵は「鎌倉殿」でおける後妻のえ(菊地凛子)にそっくりだった。

 ここで林修氏は「ただ」と切り出し、「江戸時代より前に、そんな一発で殺せるような毒は基本的になかったんじゃないか」と指摘。続けて「と、いうことを本郷先生がネット記事に書いてました」と笑わせ、本郷氏が「それ!」と指をさして重要ポイントであると指摘していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス