「サンモニ」中西哲生氏 W杯スペイン戦 同点弾生んだ前田大然の献身に「あっぱれ」
元Jリーガーの中西哲生氏が4日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、サッカーW杯カタール大会の「日本-スペイン」戦で、FW前田大然に「あっぱれ」を与えた。
中西氏はスペイン戦でのFW堂安律のゴールの影に前田の献身的な動きがあったと説明した。スペインGKシモンが味方プレーヤーにボールを蹴り返す時に前田が詰めており、ここで一瞬シモンがフィールドに背を向けた。そのタイミングでFW伊東純也がハイボールに競り勝ち、堂安がワントラップで左足でシュートを決めた。
中西氏は「キーパーがボールを見てない、そのまますぐセービングに入らなきゃいけないところで、準備をちょっと怠ってた可能性があるんです」と説明。さらに「通常よりも少し右側に立ってたんで、(左側が)少し空いてたんですよ。キーパーが前にはじけなかったのは、ジャンプする前のタイミングが少しズレてしまって、後ろ(ゴールネット)にボールが行ってしまった可能性が高いと思います」と分析した。
「だから前田大然選手に『あっぱれ』を」とたたえた。続けて、前田が「60分出てて、62回スプリントしてる」と地道に手を抜かずに走り続けて、スペインのディフェンス陣にプレッシャーを与え続けたと語った。
