岡田准一が綾野剛に追いつめられる 本格的初タッグ 14年韓国で大ヒット映画のリメーク
俳優・岡田准一(42)が映画「最後まで行く」(来年5月19日公開)に主演し、綾野剛(40)と共演することが24日、分かった。
岡田は「綾野剛さんに追い詰められていく人物を演じるのは、今までの映画人生の中で一番エネルギーを使いました」と、撮影を振り返った。
本作は14年に韓国で大ヒットした同名映画のリメークで、一つの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事の姿を描くクライムサスペンス。年の瀬の96時間=4日間がノンストップで描かれ、陰謀に巻き込まれる刑事・工藤を岡田、工藤を追う冷徹な監察官・矢崎を綾野が演じる。
2人は映画「SP THE MOTION PICTURE 野望篇」(10年)で1シーンのみ共演しており、満を持しての本格的な初タッグ。撮影は1~2月に行われ、年末にも実施する。
メガホンを執るのは映画「新聞記者」(20年)で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人監督(36)。綾野は映画「ヤクザと家族 The Family」(21年)、ドラマ「アバランチ」(22年)など藤井組の常連だけに、岡田は「藤井監督とスタッフ、そして綾野剛さんと過ごした撮影期間は、ものづくりの情熱に震える最高の時間でした」と喜んだ。
綾野は、岡田とのタッグを「ひとつの目標であった」といい、「対峙(たいじ)し続ける関係ですが、僕のその想いがあふれてしまわないか、調整に苦労しました。ずっと見ていたくなる。これは役の矢崎にも通ずる良い影響をもたらしてくれました」と、絶妙な化学反応を明かした。
