伊沢拓司「ニュースキャスター」でSHEINの人権問題指摘 激安の中国ブランド

 「東大王」などで活躍したクイズプレーヤーでタレントの伊沢拓司が19日、TBS系「情報7daysニュースキャスター」にコメンテーターとして出演し、中国発のブランド・SHEIN(シーイン)についての人権問題に触れた。

 SHEINは世界でECサイトを展開するファストファッションブランド。激安の価格と豊富なラインアップで若者を中心に人気を集めている。11月13日に東京・原宿にショールームをオープンし、ニュースや情報番組などでたびたび紹介されていた。

 伊沢は「SHEINはネットではやってますけど、一方で人権団体、いろんなところでコンプラ問題とか、『人権侵害があるんじゃないか』みたいな話もありますから、安くていい物だけを尊がる社会っていうのはそろそろ変えていかなきゃいけないかもしれないですね」と指摘した。この日の「ニュースキャスター」でも「原宿に4000人」と行列ができていたことを取り上げており、激安ぶりや「毎日数千点の新作を発表」「攻めた服にも挑戦できる」などと伝えていた。

 SHEINについては、一部で「1日18時間労働」「週休1日」「基本給はなく、1着作るごとに約6円」など中国国内での過酷な労働状況などが報じられている。

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