俳優の武田鉄矢が１３日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。米サンフランシスコ在住でリモートで出演したタレントの野沢直子に以前と同じ質問を繰り返して、「この間、出た時にその話すごいしましたよね」とツッコまれていた。

　番組では、米中間選挙について特集。戦前野党・共和党の優勢が予測されたものの、民主党が挽回し、異例の大接戦となったことなどを伝えた。

　ミュージシャンの西川貴教が「ニュースで見る限りですけど、若い人たちの政治参加の意識がすごい高かったんですよ」と話すなど、日米の若者の政治に対する熱量の違いについて熱弁を始めた。

　すると、武田がその話をさえぎり、「すいません。ひとつ海の向こうに聞いていいですか？」とＭＣの東野幸治に、リモートの野沢と話がしたいと申し出ると、「直子さん、やっぱり物価は高いの？」と中間選挙とは全く関係のない質問をぶっ込んだ。

　野沢は「高いですよ」と言ったものの、「この間、出た時に武田鉄矢さんと一緒だったじゃないですか？その話、すごいしましたよね」と、１０月９日放送の同番組でスタジオで同じ話をしたことをバラし、武田は恥ずかしそうに顔を伏せてしまった。

　東野が「それ言わんでええのよ！」と慌てて制止すると、援軍を得た武田も「そうだよな！そんなこと言わなくていいよな。言わなくていいよ、そんなこと！」と抗議してみせた。

　東野が「直子さんがおっしゃっていたのは円安問題で。日本で働いてアメリカにお金送るときにやっぱり安くなると」と前回出演した際の野沢の発言を改めて紹介。野沢も「安くなっちゃうのに、こっちの物価がすごい高いから困ってる…、ていう話を、結構しましたけどね」と武田をチクリ。

　武田は、なおも食い下がって「もう１回繰り返す。ラーメン食べた？」と再び尋ねると、野沢は「ラーメン食べました…、それも言ったじゃないですか！」とピシャリ。スタジオは「全然、覚えてない…」と苦笑いだった。