加藤一二三九段 将棋界2人目の文化功労者 情熱変わらず!夢は藤井五冠ともう一度対局

 政府は25日、2022年度の文化勲章を、歌舞伎の松本白鸚(80)、日本画の上村淳之(89)、箏曲の山勢松韻(89)、電子工学の榊裕之(78)、発酵学の別府輝彦(88)、中国思想史・中国史の吉川忠夫(85)の6氏に贈ることを決めた。文化功労者には、大衆音楽の松任谷由実(68)、将棋の加藤一二三(82)の2氏ら20人を選んだ。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京都内のホテルで開かれる。

 60年以上も現役を続けた加藤一二三九段。将棋界では故大山康晴15世名人に次ぐ文化功労者に選ばれた。「大変な朗報でした。感激の至りです」と晴れがましい表情で喜びに浸った。

 1954年、当時最年少の14歳7カ月で四段に。「神武以来の天才」と呼ばれ、タイトル8期を獲得。2017年に77歳で引退するまで第一線で活躍した。通算2505局は史上1位。「50年たっても100年たっても、非常に優れた将棋をさしてきたという自負がある」と語った。

 最高の思い出は82年、中原誠名人(当時)を破り、42歳で悲願の名人奪取を成し遂げたこと。「タイトルにつながる詰みを発見したとき、願いがかなったと思いました」

 引退後は「ひふみん」の愛称でお茶の間の人気者となり、将棋の普及にも貢献した。夢は藤井聡太五冠ともう一度対局すること。「彼のデビュー戦では負けたけど、ひねり飛車ならまだ五分に渡り合える」。将棋への情熱は今も変わらない。

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