ヒカルがAV新法の功罪指摘 現役女優・稲森美優らとコラボ 改正の署名求める

 ヒカル
 稲森美優のツイッター@inamorimiyuuより
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 YouTuber・ヒカルが9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。現役セクシー女優らとコラボしてAV新法(性をめぐる個人の尊厳が重んぜられる社会の形成に資するために性行為映像制作物への出演に係る被害の防止を図り及び出演者の救済に資するための出演契約等に関する特則等に関する法律)の問題点を指摘し、改正を求める署名活動への協力を呼びかけた。

 ヒカルは現役セクシー女優の稲森美優から救援依頼のDMが来たと語った。「本来AV女優を守るための法律なんですけど、それによって仕事がなくなっている」と説明。「AV好きとして、何かできないかなと思った」と心境を伝えた。「いいところもあれば悪いところもある」と新法すべてを否定するものではないことも強調した。

 動画の撮影現場には稲森のほかに大槻ひびき、三宮つばき、月島さくら、西元めいさ、所属事務所の社長も同席。稲森は6月23日にAV新法が施行される以前は「2週間で8本」のペースで撮影していたが、施行以降は「7、8、9月で0です」と仕事が激減したことを明かした。

 AV新法では契約書の締結が義務化されており、契約から1カ月間の撮影は禁止、全ての撮影終了から4カ月間の公表も禁止とされている。稲森はスタッフ1人が交代しても新たに契約書を作る必要があるため、新作の撮影が厳しい状況になっているとした。

 社長はポルノ業界に「外国が関与してくる」と懸念を示した。稲森は「海外で日本の人たちが撮って、海外から流す、みたいなのを誘ってくる方とかいるんです」すでに勧誘されたことも明かした。

 社長は新法の制定に当たっては性被害者団体へのヒアリングは行われたが「われわれ事業者のヒアリングっていうのが一切行われなかった」と説明した。稲森は現状では「AV業界は確実につぶれると思います」と予測。ヒカルは「つぶれちゃうと別で何か違うところで生まれるわけです。よくないものが」と過度な締め付けがかえって悪影響を及ぼすと指摘。新法を適正に改正するための署名への協力を呼びかけた。

 稲森は10日に自身のツイッターを更新し、ヒカルとのコラボを報告。ここでも署名への協力を求めた。

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