菅義偉氏の追悼の辞 昭恵夫人がハンカチで涙拭く姿 各局生中継で映し出される
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安倍晋三元総理の国葬が27日、日本武道館で執り行われ、テレビ各局では生中継で式の様子を伝えた。友人代表の菅義偉氏が追悼の辞を読み上げたが、その最中に、喪主の安倍昭恵夫人がハンカチで涙を拭いている姿が映し出された。
追悼の辞は岸田文雄総理、尾辻参院議長、戸倉最高裁長官らが述べたが、最後に読み上げたのが友人代表の菅氏だった。菅氏は、安倍総理時代の右腕として、長く官房長官を務めた。
菅氏は「7月の8日でした」と切り出すと「同じ空間で同じ空気をともにしたい。その一心で現地に向かい、そしてあなたならではの温かなほほえみ、最後の一瞬、接することができました。あの運命の日から80日が経ってしまいました。あれからも朝が来て、日は暮れていきます」と述べた。
テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」、フジテレビ系「特報 安倍晋三元首相『国葬』第2部」、日本テレビ系「NNN news every.特別版」など、各局中継では、この時に喪主の昭恵夫人の表情を捉えたが、昭恵夫人は白いハンカチで目頭を押さえ、涙をぬぐっていた。