加藤登紀子 コンサートでウクライナ避難民招待 「百万本のバラ」露歌手が母国批判

 歌手の加藤登紀子(78)が19日、北海道東川町でコンサートを開き、樺太残留邦人で、ロシア軍の侵攻を受けてウクライナから旭川市に避難した降籏英捷さんを招いた。

 加藤さんは旧満州(現中国東北部)で生まれ、1946年に家族で日本に引き揚げた。2018年にロシア・サハリンで残留邦人を招いてコンサートを開くなど交流を続けている。今年5月にはウクライナ支援のためチャリティーアルバムを発売。対談は加藤さんの希望という。

 降籏さんが支援に感謝した上で、侵攻について「ウクライナが勝つと信じています」と話すと、加藤さんは「戦争に勝利があるかどうかは分からないけれど、早く終われば良いですね」と応じた。

 また、加藤が日本語でカバーした「百万本のバラ」などのヒット曲で知られるロシアの国民的女性歌手アーラ・プガチョワさん(73)は18日、ウクライナ侵攻を批判した夫がロシア政府からスパイを意味する「外国のエージェント(代理人)」に指定されたことを受け「夫への連帯として、私も指定してほしい」とする声明を出し、侵攻を批判した。ソ連時代から「ロシア歌謡界の女王」の地位を占めてきたプガチョワさんは初めて、プーチン政権に反対の立場を明確にした。

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