立憲・野田佳彦元首相が国葬出席 SNSに「良識ある」「心に響いた」の声 労ねぎらいお別れしたいと

 野田佳彦元首相(立憲民主党)が、9月27日に行われる安倍晋三元首相の国葬に参列することと、BSテレビ東京「NIKKEI日曜サロン」(18日)の収録で語った内容が報じられ、野田氏のSNSに「良識ある方」「温かい気持ちになれました」とのコメントが投稿されている。

 立憲民主党は執行役員の国葬参列欠席を決めたほか、主要議員らが強く国葬実施に抗議している。

 野田氏は番組収録で、国葬決定の経緯などに反対意見を示す一方で、首相の孤独と重圧を経験した立場として「元総理が元総理の葬儀に出ないというのは私としては人生観から外れる」「ご苦労さまでしたと花をたむけてお別れすることはしたい」と述べたと報じられている。

 野田氏が16日付ツイッターで番組出演を告知した投稿には、最近投稿に比べると10倍以上となる約160件のコメントがつき「本当に素晴らしい良識ある方だと、今回改めて思いました」「温かい気持ちになれました!」「感動しました」「言葉が心に響きました。さすがです」「当然な良識を示していただきました」「安倍元首相も喜ばれると思います」「お葬式の時くらい黙って手を合わせて故人を偲ぶってことするべき」「至極まともです」「政治信条を越えて、亡くなった方を静かに見送る。これが日本人の精神」など、大半が支持する投稿となっている。

 一方で「国葬参加の撤回を求めます」「野党の人間としてもっと重く受け止めるべき」との反対意見も投稿されている。

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