「君に届け」ドラマ化 南沙良×鈴鹿央士 ネットフリックスで190以上の国・地域に配信

 人気コミック「君に届け」がネットフリックスで連続ドラマ化され、女優の南沙良(20)が主演することが6日、分かった。2010年に多部未華子と三浦春馬さんをキャスティングした映画版がヒットした人気作を再び映像化し、23年3月に独占配信。俳優の鈴鹿央士(22)とともに演じる、高校生のリアルで甘酸っぱい恋愛模様が世界190以上の国や地域に届けられる。

 原作は06~17年まで「別冊マーガレット」で連載され、第32回講談社漫画賞を受賞した名作。長い黒髪と青白い肌のため“貞子”と呼ばれ、クラスメートに馴染(なじ)めずにいるヒロイン・黒沼爽子(さわこ)と、人気者の同級生・風早翔太の高校3年間を描いた青春物語となる。

 10年公開の映画版は興行収入15・3億円を記録する大ヒット。当時は原作の連載中だったが、ネットフリックスとテレビ東京が共同制作する完結後のドラマ版で全体像がどのように映像化されるか注目される。

 映画版の印象が鮮烈だけに、爽子と風早役の2人は演じる難しさがあったと口をそろえる。すでに撮影を終えており、南は「映画化されていることもあって正直、少し不安もありました」と本音を吐露しつつ「原作を何度も読み返しながら、できる限り原作に忠実に臨みました。たくさんの方に、この作品の想いが届きますように」と期待を寄せた。

 2億2100万人を超えるメンバーが加入しているネットフリックスでの世界配信。同じく苦悩しながら演じた鈴鹿も「どうやって自分なりにアプローチしていこうかなど、たくさん悩むこともありましたが、原作の持つ力が背中を押してくれることを信じて、真っ直ぐ突き進んでいこうと思いました」と回顧し、フレッシュな2人で新たな「君に届け」を全世界へと届ける。

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