鳥羽一郎次男・木村徹二が演歌歌手デビュー 12年デビューの兄が書き下ろし「二代目」

 2021年、(左から)兄・木村竜蔵、父・鳥羽一郎と親子コンサートを行った木村徹二
 父・鳥羽一郎の看板の前でデビューへ意気込む次男・木村徹二
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 歌手・鳥羽一郎(70)の次男・木村徹二(31)が、11月16日に演歌歌手としてデビューすることが5日、分かった。デビュー曲のタイトルは「二代目」で、後継者としての決意を込めた楽曲となっている。鳥羽の長男、木村竜蔵(33)は、2012年にポップス歌手としてデビューしているが、次男の徹二は、父と同じ演歌の世界へ進み、父が極めた歌魂を、次世代へと伝えていく。

 おやじ譲りの熱い血を受け継ぐ息子が、同じ世界で羽ばたく。

 このほどデビューが決まった木村徹二は、「本当にうれしいですが、ここがスタートです」と、しっかりと前を向いた。

 長身のイケメンで、顔立ちは若い頃の鳥羽にそっくり。歌声は父に加え叔父の歌手・山川豊のテイストも入っていると評判だが、実は鳥羽が、その素質にほれ込み、ずっと本人に「演歌歌手になれ」と言い続けてきた逸材だった。

 徹二も「小さい頃から父に歌手になれ!と言われ、自然とその道をイメージしていた」という。本格的な音楽活動は大学卒業後。先にポップス歌手としてデビューし、現在は作詞、作曲の活動を行う兄・竜蔵と、2016年7月にポップスユニット「竜徹日記」を結成し、兄のもとで地道な活動を続け、実力をつけていった。

 今回のデビューも、その兄によるところが大きい。演歌独特の節回しなどを見事に表現する弟を、兄がレコード会社に売り込んだことがデビューのきっかけになった。

 「二代目」は、兄が弟のために書き下ろした作品で、父へのリスペクトと、いつか父を超えるとの思いが込められている。兄の作品を弟が歌い、力合わせてヒットを目指す-。父の代表曲「兄弟船」そのままの世界観だ。

 目標は、父が20回出場したNHK紅白歌合戦。「世に出たからには、鳥羽一郎の息子だからでなく、歌がいいから!と皆さんに認められていただく活躍をしたい」と決意を語る徹二。「同じ演歌でも、昔ながらの武骨で男らしい感じでいきたい」と、父のスタイルを歌い継ぐ覚悟でいる。

 ◆木村徹二(きむら・てつじ)1991年7月11日生まれ。東京都出身。小中はサッカー、高校、大学ではバスケットボールで活躍。大学卒業後の2016年7月に、兄でシンガー・ソングライターの木村竜蔵と兄弟デュオ「竜徹日記」を結成し、本格的に音楽活動を開始。身長183センチ、体重85キロ。血液型B型。

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