鈴木宗男氏、ウクライナの原発への攻撃「ロシアが『悪』」に疑問「つじつま合わない」
日本維新の会所属の参議院議員・鈴木宗男氏が3日、自身のブログを更新し、ロシアのウクライナ侵攻についての扱い方に疑問を投げかけた。
鈴木氏は元外務省主任分析官の佐藤優氏と連絡を取り合っているとした上で「やり取りの中で、報道を見る時、ウクライナ側発表のニュース量は圧倒的に多く、ロシア側発表のニュース量が少ないと感じる。」とコメントした。
ウクライナではザポリージャ原発5号機が停止し、ウクライナ、ロシア双方がそれぞれの攻撃によるものだと伝えている。鈴木氏はIAEAの専門家がザポリージャ原発に到着し、調査を始めたと説明。「IAEAの専門家が調査に行くのは、プーチン大統領も承認している。しかもロシア側が占拠しているところをロシア軍が砲撃するとは到底考えられない。どう考えてもつじつまの合わない話がウクライナ紛争では沢山ある。」と指摘した。
続けて「この現実的でない話が、ウクライナが『善』、ロシアが『悪』と分けられている。この受け止めは正しいのだろうか。私は公平ではないと思う。正しくない情報で判断してはいけないとつくづく思うものである。」と持論を展開した。