ＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」は１４日、第３１回「諦めの悪い男」が放送された。二代鎌倉殿、源頼家（金子大地）が深刻な病に倒れ、激しい後継争いから、北条家が比企家を滅亡させる衝撃展開となる中、頼家の「主治医」にネット上が沸いた。

　意識回復は万にひとつもないという深刻な状況下、頼家を診た医者が、外で待っていた北条義時（小栗旬）らに「フフフ」と笑い、「その節は祖父佐々木秀義がお世話になりました」と挨拶。御家人長老だった佐々木の爺さんとそっくりな医者は、同じ俳優・康すおんの二役＆再登場だった。

　北条時政（坂東彌十郎）が「佐々木の孫か！」と感激。医者は頼家について「望みはございます。汗をかいておられる。汗は生きようとする証。吉兆にございます。いま申し上げられるのはそれだけ」となぜか自信ありげに語った。

　最終盤、頼家が奇跡を起こして目を覚ました。医者は「信じられません！神仏のご加護にございます」とドヤ顔だったが、すでに北条が比企を潰して、後継に頼家の弟千幡を立てており、北条一同が凍り付いた。

　ネット上は爆笑が起こり「名医だったｗ」「佐々木のじいさんの孫の医者の空気を読まない名医っぷり」「そっくりやん！！と歓喜してたら、役者さん同じやった」「歯がある」と反応。一説に佐々木の爺さんの孫は、実在する名医だったとの説もあると指摘する投稿もあり、相当に盛り上がった。