男性不妊治療の詳細 フォーリンラブ・ハジメが告白、手術も効果なく人工授精に

 お笑いコンビ・フォーリンラブのハジメ(38)の妻が第1子女児を妊娠していることが12日までに分かった。ハジメは自身のYouTubeチャンネル「釣りハジメ」で妻の妊娠を報告した。妻は安定期に入っており、11月出産予定。ハジメは約6年間、男性不妊の専門クリニックで治療を受けていたとし、治療の詳細も語った。

 ハジメは30歳で結婚。「避妊しなければ(子供が)できると思ってた」という。しかし、結婚3年目でも子供ができず、精液検査を行った。当初は妻が検査に行く前に心の負担を軽くしようという思いだった。しかし、医師からは「活動がいい精子が非常に少ない」という検査結果を伝えられた。妻もその後検査を受けたが、問題はなかったという。

 ハジメはクリニック側から「漢方で活動をよくする」と「精索静脈瘤(りゅう)手術」の2つを提案され、手術を選択した。

 「精索静脈瘤(りゅう)」とは、精索静脈を通って精巣から心臓に戻るべき血液が逆流して精巣のまわりに静脈瘤ができてしまう症状。血流が悪くなって精巣の温度が上がり、熱に弱い精子に悪影響を与えるという。原因となる精索静脈を切ることで、精巣の温度を下げる効果がある。

 股関節からカテーテルを挿入し、血管を切るという手術だった。しかし、3カ月後の検査でも精子の動きに状況の改善は見られなかった。

 そこで、妻が通っていたクリニックに相談し「人工的な妊娠に移り変わった方が、年齢的なことも含め、体のことも含めいいと思います」とアドバイスされた。その時点から、約4年間の不妊治療を行ったという。妻の卵子が採れても、ハジメの精子が「ほぼ0」のような時もあった。下着をボクサータイプから通気性のいいトランクスにする、サプリを飲むなどの努力も重ねた。最終的にはPGTA検査(体外受精で得られた受精卵=胚盤胞=の細胞の一部を遺伝学的に解析し、移植する胚を選択する検査)を受け、染色体に異常の無い受精卵を移植し、ようやく妻が妊娠した。

 ハジメはまだ見ぬ子供に向けてメッセージ。「ほんと純粋に、元気に生まれてきてください。それだけです。待ってます!」と対面を楽しみにしていた。

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