１２日放送の日本テレビ系「金曜ロードショー」では、３年ぶりに「天空の城ラピュタ」が放送される。すでに物語後半に出てくる有名呪文「バルス」について、ネットでは「バルス祭り」が繰り広げられているが、ラピュタでもう一つ話題となるのが「ラピュタ飯」だ。

　今回で１８回目の放送となる「天空の城ラピュタ」。８６年に公開された映画で、少女シータと少年バズーが天空の城を探す冒険ファンタジー。物語後半にはシータとバズーが叫ぶ滅びの呪文「バルス！」があるが、ネットではこのセリフと当時にＳＮＳで「バルス！」とつぶやく「バルス祭り」が毎回話題となる。

　今回も放送前からすでに話題だが、ラピュタでは、「バルス祭り」以外にも注目を集めるワードがある。それが「ラピュタ飯」だ。

　物語の中には食事や料理のシーンが出てくるが、それがなぜかとてもおいしそうに見える。一番人気はなんといっても目玉焼きトーストだろう。ドーラに追われ、鉱山の中に逃げ込んだ際に、バズーがシータに作って上げたもので、パンに目玉焼きを乗せただけの料理だが、トロリとした黄身が食欲をそそる。簡単メニューであることから、ＳＮＳでも「作った」という報告とともに写真もたくさんアップされている。どれもおいしそうだ。

　ほかにもバズーが「肉団子、２ついれて」と注文するスープ、ドーラがむしゃぶりつく大きなハム。そしてシータが飛行船の中で海賊たちに作るシチュー…。ネットでも「今晩はラピュタだからラピュタ飯を用意しておかなくちゃ」「観ると絶対食べたくなるジブリ飯ならぬラピュタ飯」など、すでに準備に入っている人もいるようだ。