ＮＨＫ党の東谷義和参院議員（ガーシー）がユーチューブのメインアカウントが完全削除されたと、２５日付でインスタグラム投稿した動画で伝えた。これに先立ち、同党の立花孝志党首は２３日付で「ガーシーのＹｏｕＴｕｂｅがＢＡＮされた理由と今後の対応」と題した動画をユーチューブに投稿している。

　立花氏はかねてガーシーのユーチューブアカウントのＢＡＮは想定内としており、動画ではＢＡＮの理由を、暴露などの内容ではなく、相手の名前を強い口調で呼ぶなどのスタイルが、違反とされたのではないかとの見方を示した。

　今後は「ガーシーチャンネルが復活することはない。独自のチャンネルを持ったりすることはできません」とする一方で、「コラボは、チェックしないと分からない。僕自身がコラボして試そうと思っています」との方針を示した。

　「切り抜き部隊」のユーザーにもＢＡＮの影響が出る可能性もあるとした。

　今後はユーチューブ以外での情報発信に切り替える必要があるとして案などを解説した。

　「これまでと違うのは、ガーシーはもう国会議員ですから。おじさんがユーチューブで言うてたんと、国会議員が独自のサロンで言ってたという違いが出て、僕は国会議員が言うてるってことのほうが今後重みが出てくると思う」と指摘した。

　一方で「ガーシーは国会議員として報酬をもらいますから」として、「ガーシーのやっていることに対して、暴露された側が訴えること」は考えられると、リスク提示した。この点も「切り抜き部隊」にも影響が出る可能性を指摘し、新しい発信スタイルが本格的に動くまで「もう少し気長に暴露をお待ちいただきたい」とした。