水木一郎、肺がんを公表 声帯不全で検査し発覚「がんを知らせてくれたのは声」

 日本を代表するアニソン歌手の水木一郎(74)が26日、公式サイトで肺がんを公表した。

 公式サイトによると、昨年4月に声帯不全まひの症状があったことから、検査を受け、その結果「リンパ節転移、脳転移を伴う肺がんが見つかりました」と報告。すでに「これらのがんに対しては、放射線治療や薬物療法により病変が落ち着くまでに効果を得ておりますが、現在も定期的に検査をしつつ治療を続けています」と説明。

 今年になってからも「新たな肺がんが見つかりましたが、6月に手術を行い、経過は良好です」とした。

 「音声機能については声帯内注入術を実施するとともに言語聴覚士によるリハビリを実施、運動機能については理学療法士によるリハビリを受けて、歌手活動を続行できるよう、日々、励んでおります」と再び歌うためにリハビリを行っているといい「20歳でデビューして以来50年あまり、大きなけがも病気もなく、休むことなく歌い続けてきた水木一郎にがんという病気を知らせてくれたのは、水木が何よりも大切にしているこの『声』でした」ともつづられている。

 現在は「徐々に活動を再開しており、この夏以降もライブ・イベントなどのスケジュールが入っているほか、アニソンデビュー50周年の企画も進行中」と説明。「以前のようなパフォーマンスを取り戻すことは決して簡単ではありませんが、これからも、この病と向き合いながら『生涯現役』を目標に活動を続けたいと水木も意欲を見せています」と、水木の前向きな姿勢も明かしている。

 水木は68年デビュー。71年にアニメソングに出会い「マジンガーZ」「キャプテンハーロック」「バビル2世」などのアニメソングや、「仮面ライダー」シリーズの特撮ソングなどを数多く歌い、“アニソンの帝王”とも呼ばれている。

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