女優の吉柳咲良（１８）が２２日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで、主演ミュージカル「ピーター・パン」（同所で７月２３日～８月２日まで）の公開稽古＆取材会に出席した。１９８１年に榊原郁恵が初代ピーター・パンを演じ、４２年目の公演を迎えるミュージカル。４年ぶりに会場を東京国際フォーラムに移した本公演をもって、吉柳は１３歳から演じてきたピーター・パン役を卒業する。

　１３歳でデビューした“ホーム”に４年ぶりに帰ってきた吉柳は「久々に戻ってきたなという感じで、スゴい懐かしい気持ちで楽屋に入りました」としみじみ。「最後って言われると、全然卒業したくないし、まだまだ私飛べるのになって。何度かピーター・パンが嫌いになったりもしたんですけど、来年違う人がここに立つことを想像するとすっごい嫌な気持ちになりました。結局私ここがすごく好きなんだなって」と本音を交えながら役への愛着をのぞかせつつも、ラストとなる５度目の公演に向け「最後ということを段々と実感してきているので、頑張ろうという気持ちに改めてなりました」と気を引き締めていた。