【山田美保子のミホコは見ていた!】重版出来、須田亜香里『てくてく歩いてく』は必読
「難しい言葉を使わず、時事にこだわりすぎず、今、書けることを等身大で表現することを心がけました」とは、今年9月末でSKE48を卒業する須田亜香里。そんなモットーで「中日新聞」に連載していたコラムが再編成され、「てくてく歩いてく-わたし流 幸せのみつけ方-」というタイトルで書籍化された。
18日、都内の書店で行われた「お渡し会」では、抽選に当たった“なじみ”のファンや“お初”のファンが須田との生対面に歓喜。Twitterには「思い出と宝物がまた増えた」「意外に長く話せて嬉しかった」「ひとりニヤニヤ、今日の余韻に浸っています」「卒業後もこういうイベントたくさんできたら嬉しいなぁ」などといった感想が寄せられている。
連載開始は2018年。その前年から出演している「ドデスカ!」(メ~テレ)でのコメンテーター業と相まって、同コラムは彼女がアイドルから文化人へとステップアップする大きなきっかけとなったと言っていいだろう。『てくてく~』は発売直後に重版が決まり、共に“てくてく”歩いてきたファンの皆さんは須田と快挙を称え合っているところである。
近しい記者によれば、「須田さんには独特の言語感覚があり、それは文系ではなく、理系とも哲学的とも言えるものです」とのこと。「この4年で間違いなく文章力がアップしており、“一行入魂”とも言うべき名言が多いので、今後は日めくりカレンダーのようにまとめてもいいのではないでしょうか」(同)と今後の展開も含めて彼女の文才を絶賛している。
昨今、“48グループ”卒業生のセカンドキャリアがさまざま取沙汰されているが、どんなジャンルの仕事場でも真摯な姿勢で取り組み、並々ならぬ努力を重ね、花を咲かせてきた須田は、歌、ダンス、演技、報道コメンテーター、ラジオのDJ、ギターなどに続いて、書く仕事も自分のものにしてしまったようだ。「大人の読者さんも、『てくてく歩いてく』を通して、ふと肩の力を抜いていただければいいな、という想いで書きました」と付け加えた須田亜香里著『てくてく歩いてく-わたし流 しあわせのみつけ方-』は必読書だ。
