紀藤正樹弁護士「安倍元首相のビデオメッセージでは」20年前の恨みで凶行の引き金

 弁護士の紀藤正樹氏が16日、読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ」にリモートで出演。安倍晋三元首相を銃撃し、殺害した山上徹也容疑者がなぜこの時期に凶行に及んだかについて言及した。

 番組では、山上容疑者の母が約1億円もの多額の寄付を、統一教会(現・宗教団体・世界平和統一家庭連合)に対して行い、2002年に破産したことについて取り上げた。

 野村修也キャスターが「山上容疑者が、20年前のことについて恨んでいたっていう話になってますが、直近になって恨みを再燃させるような出来事はあったんでしょうか?」と疑問を投げかけると、紀藤氏は「警察の捜査が進展中でその捜査の内容を見ないと分かりません」と前置き。その上で、「現在の供述を見ると昨年9月の旧統一教会の関連団体、私どもは実態は一緒だと思っているんですけども、その団体でですね、安倍元首相がビデオメッセージで現在の教祖である韓鶴子。その方を賛美したというところですね」と、指摘した。

 さらに、「容疑者から見ると、統一教会の運動を認めたと。容疑者の頭の中では信者と一緒と思い込んだんじゃないですかね」と、山上容疑者の思い込みが事件を起こす引き金になったのではないかと推測した。

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