今井絵理子氏「スピード感ない当選」 松葉づえ姿で「パートナー」橋本氏に感謝
第26回参院選では11日、全125議席の当選者が確定した。女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーとして活躍した自民党の今井絵理子氏(38)は、空が白み始めて、比例代表で再選を果たした。自民党は単独で改選過半数の63議席を確保し、大勝した。
開票開始から8時間以上経過した11日朝方、今井絵理子氏は当選の一報を受けた。
アイドル時代のグループ名にひっかけて「『SPEED』だけにスピード感のない当選結果でしたが…」と自虐交じりに喜んだ。
東京・銀座の事務所に松葉づえ姿で見せると、集まった支持者に拍手で出迎えられた。今井氏は「1期目とは違う厳しさというのを裸の今井絵理子をきっと応援していただけたのだなと。これからの6年頑張っていきたい」と二期目へ息巻いた。
選挙前の5月に骨盤骨折した影響で、街頭演説は車イスや松葉づえで奔走。「けがをして立候補を迷った。諦めるのは簡単だが、諦めない生き方を選択したいという思いで当選することができた」と満身創痍(そうい)の選挙戦を振り返った。
同日朝には、自身のツイッターで「息子の礼夢、パートナーの橋本さんには介助含めて家事や選挙のお手伝いをしていただきました。感謝しきれてもしきれません。この二人のおかげで乗り越えられたし、救われたことがたくさんありました」と投稿。
息子でプロレスラーの礼夢(17)、さらに交際中とされる元神戸市議・橋本健氏の名前を出して「パートナー」を表現。多大なサポートをしてくれたことへの感謝をつづった。
